再生への備忘録9

昨日は、はぁもにぃ養蜂部の活動でした。毎週水曜日は、知的及び発達障碍の若者達と一緒に養蜂に取り組んでいます。

彼らには、足場用の単管パイプをトラックに積み込み、蜂場を君津から袖ヶ浦に移動するための準備を手伝ってもらいました。

養蜂部を設立して5年、部員達も少したくましくなった気がします。

ところで、現在、蜂場は台風で働き蜂の数が半減してしまった群、女王蜂が不在で働き蜂の産卵が始まってしまった群など、群勢のばらつきが酷く、弱群はスズメバチの餌場となって、至るところで盗蜂が発生しています。

いまの時期は、蜜も枯渇し、巣箱内のダニも1番増える時期ですので、ミツバチにとっては群を存続していけるかの瀬戸際に立たされています。

本来は弱群救済の為の合同や、給餌や、群の均一化をすべきところですが、私はなにかと忙しく、今のところ放置しています。

話は変わりますが、政府が行なっている雇用政策や経済政策は、短期的なカンフル剤としては効果があるものの、中長期的にはマイナスに働くことが多い気がしています。

社会科学も経済学も自然科学の一つであるとすれば、「何もしない」のが一番の政策であるかもしれません。

人間はどこまでミツバチの社会に介入すべきなのか。

最近はいつもそんな事を考えています。

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