再生への備忘録19

台風という現象は、いつの時代も人間社会にとっては「災害」以外の何物でもなくて、現実的に人間社会に大変な被害と損害を与えます。台風19が関東地方を横断した昨日は、私も祈りました。
「どうか、私の息の根を止めないでください」と。
しかしながら一方で、「私に一から出直す勇気をください」と潜在意識の中で祈っている自分がいた事も事実で、それに気づいた時、私は今後、自然現象に対して予防したり、抵抗したりするのをやめようと思いました。それはいつか、手痛いしっぺ返しを受けると思ったからです。
東シナ海の水蒸気が、強力なエネルギーと波動を伴って、日本の大地に降り注ぐ、台風という名の現象は、間伐や洪水など、大きな撹乱を生じさせる事で、生き物の生息エリアが広がり、生物多様性をもたらすとも言われています。
これは、社会や自然にとって、どういう意味を持っているのか、そして、台風以前に戻ろうとするのではなく、本来の意味での再生への道はどこにあるのか、謙虚な気持ちで、しっかりと考えてみたいと思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です