再生への備忘録35

 毎週水曜日は「はぁもにぃ養蜂部」の活動日。昨日の活動には、私たちの活動を一緒に体験して、はちみつを通して福祉活動を社会に発信していきたいという男性2人が、横浜からはるばる海を越えてやって来てくれました。普段は横浜みなとみらいでスーツを着て働いている、「普通のおじさん」です^_^

 昨日は、台風で転がって汚れてしまった巣箱の蓋や、蓋が飛んで雨水が入り、ミツバチが全滅してしまった巣箱をガスバーナーで焼いて炭化させ、虫が湧いたりカビが生えないようにリフレッシュして、来年のシーズン備えるという、地味ながらも大事な作業をしました。

 顔や作業着が炭で真っ黒になって1日の作業が終わり、ボランティアで来てくれたおじさん2人に部員一同お礼をした時、珍しく海の向こうに綺麗な虹がかかりました。

 ところで、台風15号で被災した後から、私は、自分が得る事よりも、自分以外の誰かに与える事を優先して動いている人と出会うようになりました。見返りを期待することなく、自分以外の誰かに与え続ける事で、社会に幸せの循環が生まれ、いつかミツバチのような成熟した社会が実現すると信じられるようになった気がします。

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