再生への備忘録41

 昨日は「はぁもにぃ養蜂部」の活動日。先週に引き続き、1年間使った巣箱をガスバーナーで焼く作業です。ただ、部員たちの中には注意欠損や過集中という特性を持っている人もいるので、時々巣箱を焼き過ぎて、燃えてしまいます。そんな時は、「巣箱が燃えているよ」と指摘すれば大丈夫。彼らは息を吹きかけて火を消します。

 ところで、はぁもにぃ養蜂部の部員のように、ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)という特性を持った人というのは、その特性に関して周囲の理解が必要なだけであると、「広汎性発達障害の子ども達」(中京大学 辻井正次教授)という本に書いてありましたが、深いところで共感した事を覚えています。

 世の中には、間違った理解や、誤解されたまま一般化してしまった情報がたくさんありますが、「自閉症」や「発達障害」という言葉もその一つだと思っています。辻井正次教授が書いたこの本は、人間理解に関心があるすべての人に読んでもらいたい名著です。

 特定非営利活動法人はぁもにぃでは、現在、台風被害から復興するための寄付を募っていますが、沢山の方々からの温かいご支援をいただいています。この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいと思います。どうもありがとうございます。

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