再生への備忘録57

 昨日はミツロウのキャンドル作りワークショップにゲストとして参加してきました。越冬前に使わなくなったミツバチの巣を精蝋して作ったミツロウを使ってキャンドルを作るワークです。参加者の方々は、楽しくおしゃべりをしながら、ゆっくり流れる時間を楽しんでいました。

 ワークの終わりに、部屋の明かりを落とし、出来上がったキャンドルに火を灯しました。参加者の方々は、キャンドルのちいさな光を囲むように座り、私はその真ん中に立って、一人一人に語りかけるように、ミツバチとミツロウの話をしました。

 ミツロウで作ったキャンドルの光は、焚き火の光や夕焼けの光と同じく、やや赤みがかっていますが、このような長波長の光は、人間の意識を覚醒から内省へとシフトさせます。1日の終わりに内省し、自分と向き合うことの大切さを伝える事が話のテーマでした。

 キャンドルの光を眺めながら、自分自身と会話する時間は尊い時間です。外に向かっていた意識は穏やかに沈静化し、徐々に自己意識へと向かっていきます。エゴは薄れ、すべてを受け入れられるようになります。そして、自己意識に目覚めた人には、まるで焚き火の光のように人が集まり、人を癒してゆく事ができます。それがミツロウの光のマジックです^_^

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