再生への備忘録64

 昨日は、長野県茅野市でニホンミツバチを飼育している知り合いを訪ねて来ました。遠景に八ヶ岳連峰を臨む蜂場で楽しくミツバチ談義をし、越冬中のニホンミツバチ一群と、いろんな工夫が施された巣箱やスズメバチ対策用の付属品をもらって帰って来ました。

 知り合いの養蜂家は、年齢が80歳を超えていますが、非常に聡明な方で、私は言葉を聞き逃さないように、ずっと話を聞いていました。ミツバチ談義は、そのまま政治や経済の話に繋がり、この混沌とした時代をこれからどう生きてゆくかという話に発展してゆきました。養蜂の世界は全てに繋がります。

 茅野からの帰り道、渋滞の無い、上りの中央自動車道。平成が終わり、既に新しい時代が始まっているという、大きな潮目の変化を、いまどれだけの人が、実際に肌で感じているのだろうかと考えていました。

 今年はいくつかのエポックメイキングな出来事がありましたが、歴史が証明しているように、多くの人は、時代の変化に無頓着で、過去に執着し、流れに抵抗しているように思えて仕方ありませんでした。新しい時代の幕開けというものを、実際に肌で感じ取るというのは、その時代の境目に生きている人にとって、容易ではありません。過去を捨てなければ、新しい風を感じる事が出来ないからです。今年も残り3日。本腰を入れて断捨離しなければなりません^_^

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