僕が「LIFE 」誌が掲載した人間の受胎写真を見た時、学校で教わった競争の話とは、随分違うなと思ったものだ。
そう、どの精子が最初に卵子にたどり着き、受胎するかという話だ。でも違ったんだ。
「LIFE」誌には、あるスウェーデンの写真家が収めた受胎の本当の姿が載っていた。その本当の姿とは、卵子を取り囲んだ精子達が周囲を回りながら、一分間に8回、まるで原始の踊りのごとく、自らの尾をくねくね踊らせるというものだった。
8という数字がまた、無限のサインを思わせるじゃないか。
僕たちはダンスで生まれたんだ。人生は競争じゃない。
誰かと競い合うのではなく、みんなで一緒に楽しむものなんだ。
たとえばこのミツバチのように。

鈴木さんは、平和を願ってやまないですね。
人間は、戦争をするために産まれたのではないですよね。
沢山の精子が一つの大切な卵子に、優しく謙虚に、穏やかに、ダンスをしてるかのように楽しんで永遠に生命が続くように、自分の命を提供してるのでしょうか?
そんな風に思えました。
ミツバチも仲間と共に楽しみながら短い一生を過ごすのですね。
鈴木さんの、ミツバチと人間の住む環境は、豊かな所であって欲しいと思ってる気持ち、伝わってきました。ありがとうございます。