再生への備忘録69

 私の蜂場は、千葉県君津市にある鹿野山(海抜280m)にあり、おそらく千葉県で最も高いところにある養蜂場です。その為、蜂を見に行く時は、かなりの急勾配をトラックで上がっていかねばなりません。去年マニュアルミッションの軽トラックから、オートマの1tトラックに買い換え、排気量が大きくなったのは良いのですが、未だにオートマミッションの運転に慣れずにいます。

 スバルの軽トラックを長らく運転していた私は、ポルシェライクなエンジン音が好きで、基本的にエンジンの回転数を上げて走るクセがあり、その感覚が抜けないでいる為、トヨタのオートマの設定にどこかストレスを感じてしまいます。シフトアップして欲しい時にしてくれない、シフトアップして欲しくない時にシフトアップするという感覚です。また、気がついたらオーバードライブのボタンが押されていたり、いなかったり。。自分とエンジンとの会話が成り立っていないのは非常にストレスです。

 しかしながら、オートマチックのエンジンというのは、理論上、もっともエネルギー効率が良いように、シフトチェンジのタイミングが調整されていて、本来であれば、運転者は、理論上の判断に合わせた運転をすべきであるとようやく最近になって気がつきました。

 ところで、最近読んだユング関係の本の中に、「実年齢に見合った価値観にシフトしなければならない」というような事が書いてありました。実年齢と気持ちとにギャップがあると、それは自分自身を苦しめる事になります。人生も50歳に差し掛かり、確実に老いに向かっている年齢になったからこそ、シフトアップではなくシフトダウン、ゆっくり、エンジンを労わりながら、燃費の良い走りを考えた方が良いのかもしれません^_^

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