再生への備忘録53

 昨日、我が家の郵便ポストに、玉川大学から封書が届きました。「第42回ミツバチ科学研究会」のお知らせです。来年は2020年2月15日に開催との事でした。毎年この葉書が来ると、新たな気持ちになります。

 ところで、私がまだサラリーマンをやりながら、趣味で養蜂に取り組んでいた2010年に、高校時代の同級生に誘われて、初めてこのシンポジウムに参加した事をいまでもはっきりと覚えています。その時の特別講演が、その後の私の養蜂哲学の基本となったからです。

シンポジウムの最後に行われたその講演は、「Bees for Development JOURNAL」の編集長であるニコラ・ブラッドベアさん(Nicola Bradbear PhD)によるものでした。養蜂経験が浅いその時の私は、ニコラさんが言う言葉の真意を汲み取る事は出来ませんでしたが、最後の言葉を聞いた瞬間に「来て良かった」と、友人に感謝した事を覚えています。

 英語力に自信がない私は、会場のマイクで彼女に質問をする勇気がありませんでした。あれから10年の歳月が経ち、いまもう一度「Bees for Development JOURNAL」のバックナンバーを読み直しています。

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